こんにちは!
マサです!
今回は最大速度と
レペティション
について解説していきます。
長時間における最大速度とは
1kmの最速タイムの事です。
いやいや、マラソンに
そんなスピード必要ない
という意見も良く聞きますが
最大速度を向上させるのにも
しっかり理由があります。
それは、レースペースに
余裕を作る事です。
単純に考えてください。
スピードが100のランナーと
スピードが90のランナー
共に80のスピードで走った時
余裕があるのはどちらでしょう?
当然スピードが100のランナー
ですよね?
スピードがなければ
記録は絶対に頭打ちになります。
例えばサブ3を目指しているのに
1kmの最速タイムが4’15以上
かかるとしたら、それでは
100%サブ3は達成できません。
最大速度の重要性は認識
できたでしょうか?
スピードとは
ピッチ×ストライドです。
スピードをつけるには、
このピッチとストライドの
両方を向上させなければ
いけません。
そのためには、筋力、柔軟性
ランニングエコノミーが重要です。
この3つの要素は個別に
トレーニングする必要が
あるのですが、
それはまたの機会にして、
今回は最大速度向上に適した
練習方法、レペティション
について解説します。
レペティションは最大心拍数の
95%以上、つまりほぼ全力で
一定の距離をレストを挟みながら
繰り返し疾走する練習です。
これだけ聞くとインターバル
と同じように思いますよね。
大きな違いはレストで
完全休養をするところです。
レペティションは
神経系のトレーニング
要素が強いため
一本一本を集中して
全力で走りきらなければ
効果が低下します。
高い質を維持するためにも、
しっかり休養を取って、
完全回復してから
次の一本に臨みましょう。
非常に強度の高い練習になり、
身体の負担が大きいので
多くても週に1回、
疾走距離は週間走行距離の
5%を超えないように
注意が必要です。
一本の疾走距離は
200〜800m
2分以内で収まる範囲で
行うようにしましょう。
レストは疾走時間の2倍
以上を取り、しっかり
回復に努めることです。
レペティションを行う事で
ダイナミックなフォーム、
ピッチ、ストライドが向上し
身体がスピードの出し方を覚えるので
普段のジョグから違いを
感じられるようになります。
デメリットとして、
あまり頻度を増やすと、
レースで突っ込み癖が
ついてしまうことです。
軽く入ったつもりでも
想定以上のスピードが出て
オーバーペースになるというのは
良くあることです。
インターバルやペース走にも
同じことが言えますね。
もっとも注意してほしいことは
ジョグのペースが上がる事です。
レペティションに限らず
ランニングには適正ペース
というのがあります。
軽く走っでもスピードが
出てしまうので、
つい気持ち良くなってペース
を上げてしまいがちなのですが、
ジョグのペースはあくまで
レースペースが基準です。
調整、鍛練、疲労抜き
ジョグの目的をしっかり意識して
適正なペース管理を行い、
怪我の予防に努めましょう!
話が逸れてしまいましたが、
レペティションは今まで
取り組んでない人程、
その効果を実感できる練習です。
練習効果が高い分、
身体の負担は大きいので
練習後のケアはいつも以上に
入念に行いましょう!