こんにちは!
マサです!
マラソン練習を含む
トレーニングには
3原理5原則という
ものが存在します。
この原理原則を元に
練習をしていかなければ、
効率的な練習を積む
事はできません。
今回はこの3原理5原則
の内、
3原理について解説
していきます。
3原理
1,過負荷の原理
(オーバーロード)
身体は刺激に対して
反応を起こします。
筋肉は激しい運動により
微細な損傷を受け、
修復される過程で
その刺激に対して
対応する為に、
より強く、大きく
成長します。
循環器においても、
運動時に酸素やエネルギーが
運動によって不足しないように
酸素の供給量や血流を増やし、
体内に循環させる
能力を向上させる
機能があります。
しかし、
同じ刺激を身体に
与え続けていると、
身体がその刺激に順応し、
得られる効果は薄くなります。
更に能力を向上させるには
より強度の高い練習や
量(距離)を増やす
必要があります。
これが過負荷の原理です。
走力に応じて、
練習のレベルも
上げていきましょう!
2,可逆性の原理
可逆性の原理は
トレーニングを一定期間
中断する事で、
トレーニングにより得られた
効果が減少していくという
原理です。
暫く走っていないと、
練習を再開した時に
走力が低下しているのも
可逆性の原理が働いた
事によるものですね。
一方で、マラソンの
トレーニング効果は
何もしなくても
2週間は低下しない
という研究結果も出ています。
走力の低下を恐れて、
痛みや疲労度が高い
にも関わらず、
無理に練習してしまう
ランナーは多いですが、
不調を抱えたまま
練習をしても、
質の維持は難しく、
さらなる不調を招き、
故障してしまえば
完治に時間がかかります。
2〜3日休めば治るような
痛みが無理をしたばかりに
完治に数ヶ月かかる
故障に繋がるというのも
良くある事です。
今何か不調を抱えている方も
2週間はゆっくりしても
大丈夫です!
無理をして長引かせるより、
しっかり治して、
質の高い練習をできるように
していきましょう!
3,特異性の原理
競技によって鍛えるべき要素、
するべき練習は違います。
僕達ランナーが
ベンチプレス100kgを上げる
必要はありません。
勿論筋トレも趣味という方は
どちらも追求しても良いのですが
自分に必要な
練習は何なのか
しっかり理解して
取り組みましょう!
マラソン練習において
一番重要なのはジョグです。
ジョグで効率的なフォームと
長距離を走る為のベース
をしっかり作り、
その上に、スピードや
スピード持久力をつける為の
ポイント練習や
補強トレーニングを行い、
ランナーとしての
能力向上を図りましょう!
冒頭でも述べましたが、
練習とは原理原則に
則って行われるべきものです。
ただ走れば記録が伸びる
というのは初心者の内だけです。
一定以上の走力から
レベルが向上しない
という方は
今回の記事をしっかり
アウトプットして、
練習内容を見直し、
記録更新を目指しましょう!
今回は3原理5原則の内
3原理について解説しました。
次回は5原則について解説
いたしますので、
どうぞお楽しみに!
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